木材保存誌コラム

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会誌「木材保存」の人気コラム、「みちくさ」「虫めがね」「木くい虫」を公開しております。下記ボタンから、それぞれのコラムを読む事が出来ます。

疫病大流行と社会変革 [虫めがね]

虫めがね vol.49 No.1 (2023)

中国武漢発の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行ってからすでに三年余り経つ。このパンデミックは人々の生活のやり方や政治に変革を強いている。大学の授業ではオンラインを取り入れているし、入学式・卒業式などは本人だけの出席でやったり、同窓会、忘年会、新年会などは中止が増えた。葬式も少人数で行う家族葬が増えた。電車やバスに乗っても皆さんはマスクをしており、以前のように隣席の人とのおしゃべりに...

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スズメバチ退治 [虫めがね]

虫めがね vol.48 No.6 (2022)

ことしの七月に、わが家の二階の軒下にスズメバチが巣を作っていた。コガタスズメバチである。コガタスズメバチの巣は大きくなると直径三十㎝くらいになるが、わが家の巣はまだ営巣途中のようで、直径十五㎝くらいである。スズメバチは大変危険な昆虫で、わが国では毎年十数人が刺されて亡くなっている。今の日本で最も危険な野生動物は、北海道のヒグマでも奄美や沖縄のハブでもなくスズメバチだと言われている。 数年前に隣家の...

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カーボン・なんとか・6 [みちくさ]

みちくさ vol.48 No.6 (2022)

前回、「植林によってどのくらいの二酸化炭素が吸収できるか」という問題に触れた。その原稿提出後、森林総合研究所が「ネットゼロエミッション達成のための森林の役割」と題した公開講演会をネットで配信されることを知り、早速聴講を申し込んだ。そしてこの模様を収録した動画のオンデマンド配信(YouTube)とQ&Aの公開が行われている。 講演会ではまず、近畿大学農学部の松本光朗教授の基調講演「カーボンニュートラ...

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カーボン・なんとか・5 [みちくさ]

みちくさ vol.48 No.5 (2022)

次に植林によってどのくらいの二酸化炭素が吸収できるか、という問題である。この件に関しては、林野庁の「森林の地球温暖化防止機能について」といったサイトがあって、丁寧な解説がされている。 まず、木材体積および重量と二酸化炭素量の関係は表に示すとおりである。 次に樹木の年間の体積増加量である。これはまさに千差万別であるので、林野庁では全国の森林の平均的な値を調べることができる「収穫表」から求め、...

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グラウンド・ゴルフの楽しみ [虫めがね]

虫めがね vol.48 No.5 (2022)

わたしが今の住所に引っ越した頃にテニスを始めたので、今では三〇年近く近所の仲間とテニスを楽しんだことになる。ところが今年に入って、テニスのプレー中に左脚の肉離れと内出血を起こし、約一ヶ月間苦しんだ。それが治りテニスを再開したら、今度は脚が縺れて転倒するなどの事故が起きた。そんなことが続き、そろそろ高齢化による体力の限界かなと自覚するようになった。それで週二回ほどやっていたテニスをしばらく休むこ...

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