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日本木材保存協会功績賞
公益社団法人日本木材保存協会では,平成29年度より、木材保存分野の発展に顕著な功績を収めたもの、または本会の発展に顕著な功績を収めたものに対して「日本木材保存協会功績賞」を授与することにしました。
受賞者は,会員又は賛助会員から受賞候補者の推薦を受けて授賞選考委員会がこれを選考し,理事会の議を経て会長が決定することになっています。
ご推薦に当たりましては、下記の「日本木材保存協会功績賞受賞者選考基準」にあります「日本木材保存協会功績賞受賞候補者推薦書(Word)」の提出が必要です。
推薦書の提出期限は、毎年12月10日です。
日本木材保存協会功績賞授与規程
第1条 | 日本木材保存協会功績賞(以下「功績賞」という。)規程は、表彰規程第3条第4号に規定されている別途規定である。 |
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第2条 |
功績賞は、木材保存分野の発展に顕著な功績を収めたもの、または本会の発展に顕著な功績を収めたものに対して授与する。 2. 受賞者は原則、本会の個人会員とする。 |
第3条 | 功績賞は、賞状及び賞品とし、原則として毎年1名に授与する。 |
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第4条 | 功績賞受賞者は、授賞選考委員会において選考する。 |
第5条 |
授賞選考委員会は、功績賞受賞者を選考し、会長に報告する。 2. 会長は、授賞選考委員会の選考結果を理事会に諮り、その承認を以って受賞者を決定する。 |
第6条 | 功績賞受賞者の選考基準は、授賞選考委員の意見を聴いて、会長が別に定める。 |
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第7条 | 本規程の改廃は、稟議規程に基づき起案し、会長の承認を受けるものとする。 |
附則 この規程は、平成29年5月25日から施行する。 |
歴代日本木材保存協会功績賞受賞者氏名
第1回 受賞 |
「木材の耐候性に関する研究業績と 木材保存広報活動への貢献」 |
日本大学生物資源科学部 | 木口 実 |
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「木材腐朽に関する研究業績と 木材保存広報活動への貢献」 |
宇都宮大学農学部 | 羽生直人 | |
第2回 受賞 |
「木材の劣化診断技術に関する研究と 木材劣化診断士制度の普及」 |
京都大学農学部 | 藤井義久 |
第3回 受賞 |
「各種害虫防除薬剤の開発に関する研究業績と 副会長としての協会活動への功績」 |
バイエルクロップ サイエンス(株) |
山本英樹 |
「注入処理木材の耐久性確保に関する研究と 木材保存普及広報活動への貢献」 |
富山県農林水産 総合技術センター |
栗﨑 宏 | |
第4回 受賞 |
「木材の防腐性能及びその評価に関する研究と その普及活動への貢献 |
森林総合研究所 | 桃原郁夫 |
第5回 受賞 |
「木造構造物の腐朽原因調査と木質材料の 耐久性評価及びそれらの普及広報活動への 貢献」 |
奈良県森林技術センター | 酒井温子 |
第6回 受賞 |
「木材の耐候性向上に関する研究と木材保存の 広報普及活動への貢献」 |
森林総合研究所 | 片岡 厚 |
第7回 受賞 |
「シロアリのセルロース代謝と駆除技術に 関する研究及びそれらの普及広報活動への貢献」 |
近畿大学農学部 | 板倉修司 |
日本木材保存協会功績賞受賞者選考基準
本選考基準は,公益社団法人日本木材保存協会の日本木材保存協会功績賞授与規程第6条に規定する功績賞受賞者の選考基準で,原則として次の項目に該当するものとする。
- 1 次の各号の1に該当すること。
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1)木材保存学あるいは木材保存産業の発展に顕著な貢献
2)本法人の発展に顕著な貢献 -
2 受賞者の年齢は、定めない。
3 受賞候補者選考のため必要な手続き等については以下のとおり定める。 -
1)受賞候補者は、正会員または賛助会員からの推薦を受けて授賞選考委員会が選考する。
2)前項の推薦がなかった場合は、授賞選考委員会が推薦することができる。
3)推薦は、次の事項を記載した「日本木材保存協会功績賞受賞候補者推薦書」を本会会長に提出して行うものとする。
①推薦者の氏名
②受賞候補者の氏名
③受賞候補者の生年月日
④受賞候補者の略歴
⑤推薦理由(業績の概要で業績の主体を表わす表題をつけ、なるべく具体的に記載のこと)
⑥推薦承諾書(団体または企業に所属する会員を推薦する場合は、その所属長または責任者の推薦承諾書を添付すること)
4)その他
①受賞候補者推薦書の提出期限は、毎年12月10日とする。
②受賞者の選考は、毎年3月末日までに行う。
③表彰は、毎年度定期総会で行う。 - 4 本規程の改廃は、稟議規程に基づき起案し、会長の承認を受けるものとする。
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附則
1. この基準は,平成29年5月25日から施行する。
2. この基準は,平成30年9月8日から施行する。