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「英語が上手になるには?(6):最終回の回」
みちくさ vol.39 No.5 (2013)
どうすれば日本人は英語が上手になるだろうか?それも日本に居ながらにして、英会話学校などでお金を使わずに、ケチケチしながら、尚且つ、最も効率良く、最短コースで上手になるには如何したらいいのだろうか?ということをずっと真剣に考えてきました。
正直なところ、そんなことを考えている間に、英語の勉強をさっさとしたほうが余程効率的なんじゃないかという指摘は全くもっともだと思います。が、自分の息子にワクチンを試して、多くの人を救った歴史上の偉人のように我が身を犠牲にして、後進のために研究を行った、と言えばここは納まりが良いでしょうか(もっとも、今インターネットの百科事典を見ると、この話は史実が混同されているということでしたので、複雑な気持ちではあります)。
何れにせよ、私がこれまで数年以上に渡って、費やしたお金(といってもケチケチしながら)と時間(といってもダラダラした)から、ムダや失敗を取り除き、考えられる限りの現実的、且つ、直線的な道筋をお伝えしようとしましたが、皆さんの成果は如何でしょうか??
ところで、何かと資格がないと世知辛い世の中ですが、残念ながら私はTOEIC 試験も知らなければ、TOEFL試験も知らない古い世代なので、どうすればこうした英語の試験の点数が上がるのかは知りません。それは、どなたか英語試験本研究家の方に筆を譲りたいと思います。同様に、英語の論文が上手に書けるようになりたい、手早く読めるようになりたいという希望も本コラムでは叶えられそうになりません。それも英語論文本研究家の方に筆を譲りたいと思います。
英語が上手になるには?シリーズは、今回で最終回です。そこで最後に、私が今(!)思いついた英語が上手になるための格言を皆さんにお送りしたいと思います。
「出来ることはできる。出来ないことは出来ない。出来ることが増えれば、出来ることが増える。」
ここまで、コラムをずっと読まれてきた方には、きっと意味が分かって頂けると思います。それでは、皆さん、さようなら。皆さんの英語の上達を心よりお祈りします。そして、上達した暁には、周りの人に上達のコツを是非教えてあげてください。
*筆者注:本コラムは筆者の独断と偏見で構成されており、紹介する書籍等は木材保存協会とは一切関係ありません。
(世界の木窓から)