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木材劣化診断士

木材劣化診断士は、木材の生物劣化(腐朽と虫害)の診断技術の専門家です。
木造住宅などの維持管理や改修の際の劣化調査に役立つ劣化診断の技術を習得しています。
木材劣化診断士は、修理や補修に関する助言も行います。

木材劣化診断士になるには

資格取得には木材保存士、1級・2級建築士、木造建築士の資格が必要です(注)。
資格取得には講習受講(1日間)と試験に合格することが必要です。
本資格は、国家資格・公的資格ではありません。

注:その他に、木製構造物の維持管理、保存や補修の実務経験者で資格取得を
希望される方は、資格確認のために受験申込時に、実務に関する履歴書や
関連資格の取得状況および受験理由書を協会に提出して下さい。
審査の上、受験を認めます。

講義・実習による習得内容

  • 住宅と外構の基礎と劣化のポイント
    木材とその劣化、構造別の劣化の特徴
  • 診断技術総論と一次診断
    診断の流れ、視診・触診・打診と報告書作成
  • 機器類を用いた二次診断
    含水率計測、ピロディン、レジストグラフ、超音波伝播速度、腐朽診断キットなど
  • 三次診断(精密診断)
    形態観察、培養・遺伝子による識別、診断最新技術など
  • 診断技術の実務と展望

レジストグラフおよび、含水率計貸出(有償)について

木材劣化診断士になると

  • 劣化新技術の講習会、研修会、見学会に参加できます。
  • 年間の診断実績を協会に報告することによって、診断実務に関する最新情報やアドバイスを受けることができます。
  • 資格は3年毎に更新して頂きます。更新講習(1日)があります。

建築士会CPD認定研修

診断技術の研修会の見聞録

木材劣化診断士研修会の概要

劣化診断の事例

制度の沿革

詳しくは下記へお問い合わせください

公益社団法人日本木材保存協会
105-0001 港区虎ノ門4-2-5 第3松坂ビル8F
(TEL) 03-3436-4486
(FAX) 03-3432-1971

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