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日本木材保存協会では、木材保存処理業務に従事する技術者の資質向上をはかるため、「木材保存士」の制度を設けております。現在、この資格をとられた方は約2000名となり、各分野で活躍されております。
森林資源の保全が地球環境の観点から注目され、貴重な木材資源を有効に活用することが社会的に要請されています。木材は環境への負荷が少なく、再生可能な唯一の生物材料ですが、この木材の優れた性能を長く保持するためには、腐朽菌やシロアリ等による生物劣化から木材を守る「木材保存処理」が重要です。
平成12年4月より『住宅の品質確保の促進等に関する法律』が施工され、住宅の耐久性能の規定化が公表されました。それに伴い、住宅に使用する保存処理木材に広く社会の関心が寄せられるようになりました。
一方、木材保存は化学物質を取り扱うことから、健康や環境に対する安全性の確保、環境への排出量の把握、廃棄物の適正処理、製品のリサイクルへの取り組み等が推進されています。
本協会の木材保存士の資格制度は、このような状況に対処して、木材保存関連産業の健全な発展のため、事業所の第一線に立つ技術者を対象に、木材保存に関する最新の知識を習得して頂き、処理技術や管理技術の総合体的向上を図っていくことを目的に制定されました。本資格は「優良木質建材等認証事業(AQ制度)」及び「製材(保存処理)のJAS承認・認定工場」にも活用されています。
木材保存士資格検定講習・試験を実施しています
詳しくは下記へお問い合わせください
公益社団法人日本木材保存協会
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(TEL) 03-3436-4486
(FAX) 03-3432-1971