木材保存誌コラム

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会誌「木材保存」の人気コラム、「みちくさ」「虫めがね」「木くい虫」を公開しております。下記ボタンから、それぞれのコラムを読む事が出来ます。

自然緑地「北雲雀きずきの森」 [虫めがね]

虫めがね vol.46 No.6 (2020)

わが家から歩いて三十分くらいの所に「北雲雀きずきの森」という自然緑地がある。この名前の由来は、自然の移り変わりに「気付き」、自然の木々を愛し「木好き」、そして、より良い里山を「築く」というテーマのもとに名づけられたそうだ。なかなか佳い名前である。この森は、石切山(標高284m)と釣鐘山(標高205m)の北側の丘陵に位置している。古くは里山として周辺の村人たちが、薪や芝を利用し、松茸取りなど、生活に...

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今年の流行語大賞予想・4 [みちくさ]

みちくさ vol.46 No.6 (2020)

以前、このコーナーで今年の流行語大賞にノミネートされる言葉には「新型コロナウイルス」に関連したものが多くなる、と予想した。先日、発表されたリスト、三十語中には「アベノマスク」「アマビエ」「ステイホーム」「クラスター」「GoToキャンペーン」「3密」「自粛警察」「ソーシャルディスタンス」「濃厚接触者」「PCR検査」と、説明済み(?)の言葉が入っており、「新しい生活様式」の中での社会経済活動にまつわる...

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夏の風物・蚊取り線香 [虫めがね]

虫めがね vol.46 No.5 (2020)

夏になり「ブーン」という蚊の羽音が聞こえてくると蚊取り線香を焚きたくなる。因みに「虫」編に「文」の「蚊」は、この羽音に由来している。日本の夏には欠かせないこの蚊取り線香は関西のある日本企業が発明したものである。今では世界中(蚊が多い東南アジアが中心)で使われている。これは、初期は古くからある仏壇線香に殺虫成分ピレトリンを含む除虫菊粉を練り込んで作った。今ではピレトリンの代わりに、合成ピレスロイドが...

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教授とその種類 [みちくさ]

みちくさ vol.46 No.5 (2020)

最近の話題の中心は何といっても新型コロナウイルス関連で、ここでもいろいろな専門家の方々がご意見を開陳されている。これらの中では出自や得体のよく分からない人も含めた各種ジャーナリスト・コメンテータの各種発言が飛び交っている。 このとき気になるのは、その専門家の役職と肩書。とくに「○○大学」とはあるが、いわゆる専任ではなさそうな「△△教授」というものが目立つ。 このうち「名誉教授」は国内法では大学等の...

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今年の流行語大賞予想・3 [みちくさ]

みちくさ vol.46 No.4 (2020)

同じタイトルで2回続けた。いわば筆者の備忘録でもあるが、その後もいくつか候補が出てきている。「東京アラート」「ウイズ・コロナ/アフター・コロナ」「リモート会議」。まだまだある。 まず「自粛警察」。いわば「市民の相互監視状況」で、「太平洋戦争時に作られた『隣組』と共通するところがある」との一ノ瀬俊也・埼玉大学教授の記事がWEBに掲載されていた。その共通点とは「通報する人たちが『お国のため、全体のため...

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