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「子供の回」 [みちくさ]
みちくさ vol.37 No.4 (2011)
英会話上達の話に戻りましょう。幼稚園に子供を迎えに行くと、さすがに外国、人見知りしない子供達がぞろぞろ寄ってきて、何やら流暢な英語で話しかけてきます。子供の英語は聞き取りやすいと良くいいますが、残念なことにそんなことはありません。そして腹立たしいことに、滑らかな英語っぷりを聞いていると、明らかに自分より上手に英語を喋っている事に気がついてしまいます。認めたくはないですが、この国では私は子供より下のようです。
木材とゴキブリの意外な関係 [木くい虫]
木くい虫 vol.37 No.3 (2011)
ゴキブリというと、見るのも聞くのもいやだという人が多いに違いない。実際チャバネゴキブリやクロゴキブリ等は家屋内に棲息し、ポリオウイルスや消化器系伝染病を媒介する衛生害虫である。しかし、直接的な害よりもむしろ不快感を与える虫として嫌われているのではないだろうか。ゴキブリ目昆虫は熱帯地方を中心に世界で約3500種知られており、日本からは50 種以上記録されている。屋内に棲息する種はそのうちの1%以下であり、大部分の種は野外でひっそり生活している。わずか1%以下の「悪者」のために、人から目の仇にされる多くのゴキブリ達に同情するのは筆者だけであろうか。
虫を歌う [虫めがね]
虫めがね vol.37 No.3 (2011)
万葉集にも蚊やりについて歌った和歌があり、ハエ・蚊・ノミなどの害虫は昔から私たちの生活の身近に居たことが判る。ゴキブリは江戸時代の南蛮貿易により南の国から堺の港にやって来たと考えられている。今では私たちは、蚊取線香、殺虫エアゾール、ノミ取粉など、これらの害虫と戦う手段はいろいろ持っているが、江戸時代の庶民はどのようにこれらの害虫をふせいだのだろうか。
「Messages from New Zealand」 [みちくさ]
みちくさ vol.37 No.3 (2011)
地震の被害を受けた日本を励ます声が、世界中から寄せられていることを既に皆さんは各種メディアを通じてご存知のことと思います。特に英紙一面や米紙社説で日本を応援するメッセージが掲載されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。ニュージーランドでも先の大地震の際に日本から最も素早く支援が寄せられたことを折に触れ、今度は私たちが助ける番だと、国を挙げての支援を表明しています。小さな国のため、日本ではほとんど紹介されていないと思いますが、ここでご紹介させて頂きたいと思います。
害虫退治に大奮闘の回-サンドフライ編2- [みちくさ]
みちくさ vol.37 No.2 (2011)
準備万端でサンドフライを待ち構えようと思っていたのですが、夏前に数箇所一度に襲われるという予想外の事態が起こりました。確かに赤く膨れ上がり、非常に痒いです。個人差はあると思うのですが、抗炎症剤入りの痒み止めを塗っても、あまり腫れも痒みも引かないことが分かりました。現地の人に聞くと外国人の血が大好きらしいと、根拠はなさそうだけど何となく信じてしまうコメントが返ってきました。