協会記事

2024年  Vol.50-No.3

１．会議・委員会

１）編集委員会（４月11日，５月９日）

協会会議室における対面とオンラインで開催した。木材保存誌Vol.50 No.３の編集・校正を行った。Vol.50 No.２は３月25日に発刊された。

２）監事による2023年度監査（４月９日）

協会会議室における対面で開催した。事務局長より，2023年度の事業報告および会計に関し①期末銀行および現金残高，①貸借対照表，②正味残高増減計算書，③正味残高増減計算書内訳書（損益ベース），④財産目録，⑤財務諸表に対する注記，⑥収支計算書（参考資料）および⑦収支計算書に対する注記が報告され，次いで預金通帳および銀行，郵便局からの2024年３月末の残高証明と照らし合わせ，年度末の預金残高確認ならびに現金現物確認を行い，いずれも正確であることが確認された。監事より，業務・会計の執行状況につき，適切に進められているとの講評をいただいた。

３）2024年度第１回認定委員会（４月11日）

オンラインで開催した。木材保存剤等の38製品の登録更新を審議した。３件の変更届および「公益社団法人日本木材保存協会規格集（2018年版）」の改訂が報告された。また，辞任委員の後任候補が検討された。

４）2024年度第１回理事会（４月18日）

日本教育会館における対面で開催した。⑴①2023年度事業報告，②第１号議案：2023年度決算書（案）承認の件，③2023年度決算報告，同監査報告，④第２号議案：任期途中の役員の辞任の承認および役員候補の選任，⑤2024年度事業計画及び収支予算案の承認，⑥授賞に関する事項：第７回木材保存協会功績賞，第34回木材保存技術奨励賞および20回木材保存学術奨励賞の了承，ならびに⑵前回の理事会（2024年２月16日）から2024年４月17日までの主な事業報告がなされた。

２．事業

１）木材保存剤等の登録更新

該当する45製品のうち，38製品の更新登録申請があり，2024年度第１回認定委員会にて審議の結果38製品の更新が承認された。なお更新満期日は2024年６月30日，登録有効期限は2027年６月30日である。

２）木材保存剤等の変更届（３件）

３）林野庁委託事業

今年度は下記２件の事業について３月19日に提案書を提出し，４月11日に選定結果の通知を受けた。４月25日に助成金交付申請を提出し，同日承認された。

①　難燃薬剤処理木材の屋外での需要拡大を図るための促進劣化試験方法および燃焼試験方法の検討事業

②　木材の保存処理性能の試験方法のJAS 化のための妥当性検証事業

３．その他

１）日本木材防腐工業組合　組合セミナー「保存処理木材の利用促進に向けて」（４月23日）

日本木材防腐工業組合主催セミナーが新橋貸会議室の対面＋Web にて開催され，当協会が後援した。