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協会記事
2023年 Vol.49-No.4
1.会議・委員会
1)第12回定時総会(5月23日)
エッサム神田ホール2号館(東京都千代田区)において,206名(会場参加26名)の出席を以って開催した。先ず,司会者より本総会には,過半数以上の出席があり,成立していると報告され,鮫島会長の挨拶,次いで,来賓の林野庁木材産業課木材製品技術室土居隆行室長より祝辞が述べられた。総会は,鮫島会長を議長に選任して,審議事項および報告事項の説明が行われた。
⑴ 2022年度事業報告
事務局長より,年度末の会員数,会議・委員会等の活動が説明された。
⑵ 審議事項
第1号議案 2022年度決算(案)承認の件
事務局長より,決算(案)が説明された。次いで,鮫島会長より,2022年度活動報告および2022年度の決算は,第1号議案の記載に相違がないと報告され,続いて監事より,「2022年度収支の状況および財産管理の状況を会計帳簿等により監査した結果,それらの内容は適正かつ正確であったと」報告され,意見等を求めたが,特にはなく,了承,承認された。
第2号議案 役員の報酬等及び費用に関する規程の改訂の件
就業規則において,常務理事の定年が規定されたことに伴い,常務理事の定年を明確にしておく必要があることから,関連する条項および,不明確な条項も併せて改訂することが提案され,意見等を求めたが,特にはなく,承認された。
第3号議案 役員任期満了に伴う後任役員選任の件
2023年度第1回理事会にて,推薦することが決議された後任理事,監事が提案され,意見等を求めたが,特にはなく,承認された。
⑶ 報告事項
事務局長より,2023年度の事業計画および収支予算について説明され,意見等を求めたが,特にはなく,承認された。
⑷ 会長賞,第6回日本木材保存協会功績賞,第34回木材保存技術奨励賞および第20回木材保存学術奨励賞の授与
創立45周年記念行事の会長賞は,齋藤栄氏(兼松サステック株式会社),鈴木昭氏(当協会事務局長),中島正夫氏(関東学院大学名誉教授),荊尾浩氏(児玉化学工業株式会社),須貝与志明氏(株式会社ザイエンス),山口秋生氏(越井木材工業株式会社),山本幸一氏(当協会参与)に,第6回日本木材保存協会功績賞は片岡厚氏(森林総合研究所)に,第34回木材保存技術奨励賞は諏佐勇磨氏(株式会社ザイエンス),第20回木材保存学術奨励賞は大澤朋子氏(岩手県立大学盛岡短期大学部生活科学科)に授与された。
2)2023年度第2回理事会(5月23日)
エッサム神田ホール2号館(東京都千代田区)にて開催され,以下の事項について審議した。
⑴ 会長,副会長および,常務理事選任の件
会長に藤井義久理事,副会長に尾崎慶太郎理事,木口実理事,越井潤理事の3名,常務理事に片桐芳男理事を推薦すると提案され,承認された。
⑵ 木材保存剤等の新規認定の件
第2回認定委員会(5/16)で,新規認定登録申請1製品について,認定登録を可とすると了承されたとして,認定登録が提案され,審議の結果,認定登録することが承認された。
⑶ 参事の委嘱の件
藤井会長より,現在委嘱の今村祐嗣様,飯島倫明様,田中隆行様は,その任期が満了し,新たに,今村祐嗣氏,鮫島正浩氏に参事を委嘱したいと提案され,審議の結果,承認された。
⑷ 賛助会員の承認の件
事務局より,2023年4月24日付けで賛助会員加入申込があったZMクロッププロテクション株式会社の賛助会員加入が提案され,審議の結果,賛助会員加入が承認された。
3)2023年度第2回認定委員会(5月16日)
対面およびオンラインにより開催された。議題は,審議事項として,木材保存剤等の新規認定登録申請1製品の認定登録可否の審査で,審議の結果認定することが可とされた。報告事項として,10件の変更届が説明された。
2.事業
1 )2023年度木材劣化診断技術研修会(木材劣化診断士登録更新)
現地研修が世田谷区次大夫堀公園民家園にて5/31に実施され,10名が受講した。研修内容は,現地調査および機器操作実習を実施した。また,対面研修会がエッサム神田ホール1号館にて6/7に実施され,30名が受講した。講義内容は,現地研修の概要,劣化診断実務,劣化診断事例等を説明した。
3.会員加入
1)個人会員加入(4名)
有馬 宏美 | 鹿児島県肝属郡 山佐木材㈱ |
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皆森 雅文 | 静岡県浜松市 ヤマハ㈱ |
田丸 慶明 | 東京都江東区 (地独)東京都立産業技術研究センター |
片桐 芳男 | (公社)日本木材保存協会 |
2)賛助会員加入(1社)
ZMクロッププロテクション㈱ 東京都千代田区
代表取締役社長 小田 俊春 (農薬製造販売会社)