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2023年 Vol.49-No.2

1.会議・委員会
1)2022年度第4回理事会(2月17日)

 オンラインで開催した。第12回定時総会は,5月23日15:00~17:00エッサム神田2号館で開催することを決議し,2023年度事業計画,同収支予算案を承認した。また,木材保存剤等の新規認定登録では,4製品の登録を承認した。

2)2022年度第3回企画運営委員会(2月3日)

 オンラインで開催した。2022年度第4回理事会の審議事項,報告事項等の議題を検討し,第12回定時総会の開催および,審議事項,報告事項について検討し,第4回理事会に付議した。

3)2022年度第3回認定委員会(1月31日)

 オンラインで開催した。木材保存剤等の新規認定申請があった,4製品について,登録を承認することを決定し,第4回理事会の審議事項として付議した。

4)2022年度第1回木材保存士委員会(3月7日)

 オンラインで開催した。第42回木材保存士資格検定試験での合格の可否について検討し,82名を合格とした。また,2022年度開催の木材保存講座の講師2名が委託期間を満了することから後任講座の内容を検討した。講師の委託は事務局より行う。

5)編集委員会(3月15日)

 第73回日本木材学会年次大会(福岡)の開催に合わせ,拡大編集委員会を開催した。新しい査読システム,難燃に関する解説記事の充実,クローズアップ木材保存の充実,コロナ後の委員会の持ち方などを論議した。49巻2号のゲラの最終校正はメール会議で行ない,3月27日(月)に発行した。

6)2023年度臨時年次大会運営委員会(3月15日)

 第73回日本木材学会年次大会(福岡)の開催に合わせ,臨時の運営委員会を開催した。9月に開催する年次大会2日目に行う公開シンポジウムのタイトル,演者の打ち合わせを行った。

2.事業
1)CLT等木質建築部材技術開発・普及事業の報告会(3月13日)

 WEBによる成果報告会を3月13日から開催するため,パワーポイントを用いた報告会の収録が2月28日に行われ,吉岡英樹委員(東京大学)が発表を行った。発表に用いるパワーポイント作成には委員の協力を得た。WEB報告会では当協会の受託課題である「難燃薬剤処理木材の屋外での需要拡大を図るための屋外耐久性向上技術の開発及び難燃性能の統合的評価」を含め37課題が,2022年3月13日より31日まで配信された。

3.その他
1)令和4年度木材製品の消費拡大対策のCLT等木質建材部材技術開発・普及事業に係る提案(3月10日)

木構造振興(株)より募集があり,今回は,これまでの継続事業と位置付けられる「難燃処理木材の難燃性能の継続評価事業」と新たに「木材の保存処理性能の試験方法の妥当性検証事業」の2つを提案した。

2)2022年度 産学官連携シンポジウム「木材利用の観点から中高層木造を考える」(2月27日)

当協会理事である中嶋一郎氏(住友林業)からは,「脱炭素化に貢献する森林・木材・建築にわたる研究開発と事業展開」のタイトルで,同じく理事である中島史郎氏(宇都宮大学)からは,「中大規木造建築物の耐久性と木材利用」と題した講演が行われた。参加者はリアル,オンラインを含め200名弱と盛会であった。協会からは山本参与が参加した。

3)第2回AQ認証基準策定委員会(3月3日)

協会事務所においてハイブリッドで開催した。AQ工場実験の際に実施する試験項目や実施方法等が明確でないことから,これらを検討している。本委員会の意見を基に最終案を策定して決定していく。

4.会員加入(3名)
笠井 正行 埼玉県さいたま市
 (株)躍進
長谷川益己 福岡県福岡市
 九州大学
高瀬 智章 宮城県石巻市
 石巻合板工業(株)

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