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2023年 Vol.49-No.1

1.会議・委員会
1)編集委員会(2022年12月5日)

 オンラインで開催した。複数名査読の明記,「研究ノート」の新設に関する「木材保存 投稿規程」および「木材保存 研究論文投稿規程」の改訂について,片岡編集委員長が正副会長に対してその経緯等を説明し(2022年10月28日),合意を得た。その際に,査読のための組織,査読の見える化についての検討が要望されたため,それらの検討を行った。結果としては,複数査読を進めながら考えて行く事となった。改訂された両投稿規程は2023年1月発行の木材保存誌49巻1号に掲載する。木材保存誌の内容に関しては,総説・解説のタイトル案と執筆依頼者のリスト化を進めた。また,49巻(2023年)の表紙の色調を白に決定した。

2)第1回2022年度授賞選考委員会(2022年12月12日)

 協会事務局を会場として対面とオンラインで開催した。12月10日の公募締め切り日までに,技術奨励賞,学術奨励賞,功績賞への応募が無かったため,各賞の授与規定に従い授賞選考委員会で,それぞれの候補者を決定した。事務局から候補者に事情を伝え,応募書の提出を依頼した。本応募書を受領したことから,委員長から会長に対して報告書を提出した。

3)年次大会運営委員会

 2022年度委員会(10月27日)では2023年9月21日に公開シンポジウムを開催することが決定されていたが,コーディネータや話題提供者は未定であったため,メール会議によりその人選を行った。

2.事業
1)林野庁の令和3年度補正予算事業「難燃薬剤処理木材の屋外での需要拡大を図るための野外耐久性向上技術の開発及び難燃性能の統合的評価」

 (一財)建材試験センターでのJIS A 1326促進劣化試験を2022年12月7日に終了し,試験後の重量を測定した。その後,2週間以上の養生を行い,12月27日に(株)ソーケンにて火炎伝搬試験およびコーンカロリーメーター燃焼試験の試験体を作成した。前者は,(一社)電線総合技術センターに送付し2023年1月10日から,後者は(株)東京システムバックに送付し1月16日から試験を開始した。薬剤の溶脱量を調べるため,追加の促進劣化試験を12月~2月に行なっている。

2)第42回木材保存士資格検定講習・試験(1月19日~20日)

 飯田橋レインボービルにて開催した。受験者は86名で,例年にはない多くの方が受験した。合否は3月中旬に開催する第1回木材保存士委員会で決定される。

3.その他

 なし

4.会員加入(5名)
内田啓造 岡山県真庭市
 内田技建
山下 修 宮崎県都城市
 都城地域プレカット事業協同組合
百原 健 宮崎県都城市
 都城地域プレカット事業協同組合
鈴木大輔 北海道標津郡
 (株)ウッディークラフト
永島昭男 北海道標津郡
 (株)ウッディークラフト

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