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協会記事
2021年 Vol.47-No.5
1.会議・委員会
1)第4回理事会(9月10日)
(1) 木材保存剤等の新規認定登録
新規認定申請された2製品および,変更申請2製品の認定登録が承認された。新規登録製品の登録期限は,2024年6月30日,変更申請は旧製品の期限を引き継ぐ。
(2) 木材保存剤等認定規程の改訂
第7条(変更申請)
原体の製造工場の変更(ジェネリック品等の対応)で,同一性を示す資料の提出がある場合は,変更申請扱いとし,性能試験等のデータは求めないことにすることが既に承認されていたが,改訂条文が提案され承認された。
(3) 深浸潤処理規程の提案
JIS K 1571の注入処理規程を参考に策定した規程案が提案され,承認された。
(4) 木材保存剤等の認定登録更新
既に認定委員会で承認されている案件で,更新対象64製品中56製品の認定登録更新の申請があり,認定委員会で承認されていると報告された。
2)第2回認定委員会(8月27日)
議題は,審議事項として,木材保存剤等の新規認定申請と変更申請による各2製品の認定登録審査,木材保存剤等の更新登録(申請は56製品未申請8製品)は,いずれも承認された。また,木材保存剤等認定規程第7条(変更申請)の改訂案は一部修正の上承認された。
3)2021年度第2回企画運営委員会(9月3日)
第4回理事会に付議する事項について,ZoomによるWEB会議で開催され,事務局提案事項を第4回理事会の議題とすることが承認された。
4)編集委員会(9月15日)
最終ゲラの編集委員によるチェックはメール会議で行った。編集委員会はオンラインで行い47巻6号以降の巻頭言,総説・解説,情報,クローズアップ木材保存などの方向性やその確保などを議論した。47巻5号は9月27日に発行する。
5)木材劣化診断士委員会
(1) 資格検定講習・試験(8月31日) エッサム神田1号館(東京都千代田区)で開催され,18名の申し込みがあったが,コロナ禍により12名の受講・受験となった。合否は,2021年度第1回木材劣化診断士委員会(10/21)で決定される。
(2) 2021年度第1回委員会(10月21日)
対面と,Zoomを利用したWEB会議より,資格検定講習・試験の合否判定を主な議題として開催される。
6)2021年度木材保存士
(1) 更新講習会
コロナ禍ではあるが,大阪会場は12月3日エル・おおさかで,東京会場は12月17日木材会館で開催される。対象者へは,8月24日にはがきで開催案内を発状,併せて開催案内をHPに掲載して,申し込みの受付を開始した。対象者は,222名(過去3年間の平均更新率は78%)で,コロナ禍が悪化するようであれば,昨年度と同様にレポート更新に変更する旨を案内している。
(2) 資格検定講習・試験
2022年1月13日(木)~14日(金),エッサム神田2号館(東京都千代田区)で開催を計画している。開催案内は10月上旬にHPに掲載して,募集を開始する。各講師には,試験問題の作成を依頼した。
7)木質材料の難燃化等検討部会(9月13日)
第1回目の会議が開催され,今年度の活動計画が承認された。
2.事業
1)林野庁令和2年度補正予算事業「難燃処理木材の外構材への利用拡大を図るための屋外使用における難燃性評価委員会」
建材試験センターと促進劣化試験(JIS A 1326:2019)の実施日等を,ソーケン(株)と試験体の製作についてそれぞれ打ち合わせを行い,第1回目の促進劣化試験が8月25日にスタートした。
2)IRG52関係
コロナ禍により10月31日~11月4日に延期され準備を進めていたが,コロナ禍の終息が見込めないことから,沼津での対面開催は中止された。代わってIRG本部主催で11月1日,日本時間で,14:00より,2日は欧州時間で14:00よりそれぞれウェビナーにより開催される。開催方法等の詳細は,近々公表される。
3)日本木材保存剤工業会からの審査会規程改訂の申し入れに対する回答
工業会への回答は,代議員会を通じて行うこととされ,検討会が9月1日ZoomによるWEB会議で開催された。提案は,審査会の規程に落とし込んで検討を依頼することとされた。
4)接着剤混入用薬剤の分析方法改良および,性能試験実施に関する実用化研究会
試験材料は,実際に流通している工場製造品で性能を確認することとし,材料中の有効成分の分析方法の目途がついたことから,9月3日打合せ会を開催して次に実施する防腐・防蟻性能試験の実施計画をたてた。12月に委員会を開催して実施内容を確定する。
5)木材保存剤ガイドライン改訂4版編集委員会
3月3日に工業会の会員より7名に委員を委嘱して作業を開始した。8月5,6日に査読が終わった原稿内容の説明会を開催した。最終原稿の提出日を9月15日とし,直ちに版下を作成して,9月末までに完成させることが確認された。
6)IRG52組織委員会幹事会(7月27日)
IRG52ウェビナーへの当協会の関り方についてオンラインで打ち合わせを行い,キーノート,論文発表で積極的に参加することを決定した。
7)IRG52開催に関わる科研費(研究成果公開促進費)助成事業(8月19日)
令和2年度の額が確定した。
8)IRG52開催に関わる科研費(研究成果公開促進費)助成事業(8月8日)
IRG52日本大会が沼津での対面開催(10月31日~11月4日)からIRG本部主催によるオンライン開催(11月1日~11月2日)になることを学術振興会に報告した。
3.会員加入
1)個人会員加入
多田 豊 徳島県阿南市 阿南工業高等専門学校
5月31日会長により加入が承認されている。
2)賛助会員加入
社名(住所)スモリ工業(株)(宮城県仙台市宮城野区中野一丁目5番地9)
代表者名 須森 明
業 種 住宅建築会社
第4回理事会で加入が承認された。