協会記事

2021年 Vol.47-No.2

1．会議・委員会

1）2020年度第回理事会（2月19日）

(1)　第10回定時総会の招集を決議した。
　開催日時2021年5月25日(火)10：30～12：00
　開催場所　エッサム神田1号館
　開催方法　書面表決を主とした，対面総会
　主な議題
　①　審議事項　2020年度決算案の承認
　②　役員改選　任期満了による
　③　報告事項　2020年度事業報告および，2021年度事業計画案および，収支予算案
(2)　2021年度活動計画案および，収支予算案の決定
(3)　2020年度功績賞および，技術奨励賞，学術奨励賞授与候補者
　以下の候補者が決定された。
　第4回功績賞
　　桃原郁夫氏（森林総合研究所）
　第32回技術奨励賞
　　川口聖真氏（三井化学アグロ(株)）
　第18回学術奨励賞
　　村井まどか氏（東京都立産業技術研究センター）
(4)　木材保存剤等の新規認定登録申請　製品概要
　申請のあった6製品の認定登録することが承認された。

2）2020第3回認定委員会（2月3日）

　新規に認定申請された6製品の認定登録を承認した。また，検討事項であった以下の3項目は，それぞれの対応を決定した。
(1)　深浸潤処理用薬剤の性能基準・試験方法について規格案が示され，早急に成文化する。
(2)　ベイト剤の野外試験（B種）データの必要件数と取得方法について
　B種野外試験の実施数は20回と多く，試験機関でこれだけのデータを揃えることは，難しいと考えられることから，製品開発中に実施した現場試験データおよび，A種試験は，B試験としてこの実施回数にカウントすることとした。
(3)　木材保存剤の有効成分を他工場で製造する場合の新規申請に係る性能試験は，新規品として取扱っているが，副生成物地を含め全く同一であることが証明できれば，安全性のデータは，急性経口毒性試験，性能試験は，室内試験1機関でよい。

3）2020年度第3回企画運営委員会（2月4日）

第3回理事会の議題を審議，事務局の提案を議題とすることを決定した。

4）第2回難燃等検討部会（1月15日）

2月8日にエッサム神田1号館で開催するワークショップの演題の最終確認と併設する林野庁支援事業の成果報告会との説明順序について検討し実施した。

5）2020年度第1回木材保存士委員会（3月16日）

第40回木材保存士資格検定試験の合否の判定を行った。

6）編集委員会（3月16日）

オンラインにて開催し，総説・解説のテーマなど今後の紙面の充実について論議した。3月25日に発行する47巻2号の印刷ゲラの最終校正については，事前にメール会議にて行った。

7）年次大会運営委員会

2月から3月にかけてのメール会議により，2021年5月25日～26日に木材会館で対面にて開催する第37回年次大会のプログラムを決定した。

8）IRG国内組織委員会幹事会（2月22日）

3月2日に開催されるIRG主催のウェビナー特別セッションの冒頭にて，国内組織委員会からIRG52の紹介を行うこととなった。そのための発表スライドについて検討を行った。

9）授賞選考委員会

第32回木材保存技術奨励賞，第18回木材保存学術奨励賞，第4回日本木材保存協会功績賞の推薦書の提出を受けて1月下旬にメール会議を行い，各賞選考基準に照らして厳正に審査した結果を会長に報告した。

2．事業

1）「難燃処理木材の外構材への利用拡大を図るための屋外使用における難燃性評価試験」の成果報告会（2月8日）

エッサム神田1号館でオンラインを併用して開催し，37名の参加があった。

2）林野庁補助事業「CLT等木質建築部材技術開発・普及事業成果報告会」（3月12日）

補助事業の元受けである木構造振興(株)主催の成果報告が開催され，当協会が受託した「難燃処理木材の外構材への利用拡大を図るための屋外使用における難燃性評価試験」の成果を報告した。

3）JAS法改正に即した木材保存剤分析方法のメール会議

協会の事業として継続していたJAS規格化等のテーマに関する調査事業「木材保存剤分析方法に関するJAS規格策定」事業について，2月中旬にメール会議を行った。室間共同試験のための予備試験結果の結果のとりまとめと結果の解析を行い，次のステップについて検討した。

3．その他

1）第30回国際MICEエキスポ・オンライン（2月25日）

表記の中で行われた「国際会議主催者セミナー（オンライン）」を山本幸一参与が聴講した。

2）JAS制度等説明会「JASワークショップ～規格制定への道～」（2月25日，26日）

山本参与がオンラインで聴講した。

4．会員加入

1）個人

2）学生

特例措置によりオンラインで開催された年次大会に参加した一部12名が加入した。