協会記事

2020年 Vol.46-No.4

1．会議・委員会

(1)　第9回定時総会（5月26日）

エッサム神田一号館（東京都千代田区）において，210名（委任状，決議権行使書を含む）の出席を以って開催した。司会より，本総会は，会員の過半数以上の出席があり，成立していると報告された。鮫島会長より開会の挨拶がなされた。次いで，ご来賓の林野庁木材産業課眞城英一課長からの祝辞が鮫島会長により代読された。その後，議長に鮫島会長が選任され議案審議に入った。

①　2019年度事業報告

事務局より，年度末の会員数，会議・委員会等の活動が報告された。

②　第1号議案　2019年度決算（案）承認の件

事務局より説明され，次いで，鮫島会長より2019年度の決算は，2019年度活動報告および，第1号議案に相違ないと報告され，その後，監事より「2019年度収支の状況および，財産管理の状況を会計諸帳簿により監査した結果，その内容は適正かつ正確であった」と報告され，特に意見等は無く，原案通り了承，承認された。

③　第2号議案　理事辞任に伴う後任理事の選任

議長より，辻修，山本英樹両理事より辞任の申し出があり，2019年度第5回理事会において後任の理事に中川達夫氏（バイエルクロップサイエンス（株）），長谷川意法氏（フクビ化学工業（株））を推薦する旨が説明され，提案された。特に意見等はなく，承認された。

④　報告事項

2020年度事業計画および，収支予算について説明され，了承された。

次いで，議長より「以上で予定していた議事録が全て終了した」との宣言がなされ，議案審議は終了した。

⑤　功績賞，奨励賞授与

第3回日本木材保存協会功績賞は栗﨑宏氏（富山県農林水産総合技術センター木材研究所），山本英樹氏（バイエルクロップサイエンス（株）），第31回木材保存技術奨励賞は松村賢太氏（（株）片山化学工業研究所），第17回木材保存学術奨励賞は小沼ルミ氏（（地独）東京都立産業技術センター）に授与された。

(2)　IRG52の開催方法についての打ち合わせオンライン会議（6月16日）

鮫島会長，今村LOC 委員長，木口IRG 実行委員長，および事務局により会議を行った。コロナ禍に対応するため，IRG52の開催方法は柔軟に考えることを確認した。開催形式としては，①通常開催，②通常開催＋Web セミナー（Webinar），③Web セミナー（Webinar）を想定し，②を中心に準備することとした。更に，IRG 実行委員会の役割，特別講演の内容，アジアからの招待，今後のスケジュールなどを論議した。

(3)　年次大会のオンライン化に向けたオンライン会議（7月1日）

吉田年次大会運営委員長，藤井副会長，鈴木事務局長，山本参与参加のもと，オンライン化に向けた会告を作成した。協会として行うZoom契約の内容とスケジュールを決定した。

(4)　2020年度第1回難燃性評価試験委員会（7月7日）

木構造振興（株）の林野庁支援事業として採択された事業で，第1回の委員会をWEB 会議併用により協会事務所で開催した。委員会では，事業の背景・計画等が説明され，2021年2月末までに事業を終了すべく，実施項目と期限等が検討され，実施することとされた。

(5)　2020年度第1回IRG実行委員会（7月8日）

エッサム神田にて開催し，実行委員の役割分担を決定した。対面で参加できない委員にはオンライン会議を併用した。

(6)　編集委員会幹事会（7月14日）

コロナ感染拡大を受けて，メール会議で開催した。最終ゲラのチェックは7月13日までに終了し7月14日に印刷会社に提出し46巻4号を発行した。

2．事業

なし

3．その他

(1)　IRG52開催準備のための沼津地域の視察（5月29日）

エクスカーション等の候補地である，富士山本宮浅間大社，静岡県富士山世界遺産センター，白糸の滝，富士山スカイライン，沼津港などを視察した。

(2)　静岡県東部コンベンションセンターとのIRG52打合せ（7月6日）

コロナ対策に伴う会場定員の1/2化への対応，静岡県・沼津市からの後援，各種イベントなどについて打ち合わせを行った。

(3)　内閣府への2019年度事業報告書提出（6月22日）

毎年内閣府に報告する必要があり，2019年度事業報告書を提出した。現在，内容の確認作業が行われている。

(4)　木材保存剤等審査会の設立総会（7月3日）

従来の木材保存剤等審査事務局に代わる組織となる木材保存剤等審査会の設立総会が公益社団法人しろあり対策協会事務所で開催され，理事会の理事の選任等が行われた。次いで，理事会が開催され，正副会長を選出して，今後の活動等が確認された。

4．会員加入

個人会員

塩谷　一宇	秋田県秋田市　住環境プランニング（株）