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2019年 Vol.45-No.6

1.会議・委員会
1)第1回木材劣化診断士委員会(10月18日)

協会事務所において開催し,2019年度木材劣化診断士資格検定試験合格者が決定された。また,次年度(2020年)の事業活動は,本年と同様に実施することが確認された。

2)第2回木質材料の難燃化等検討部会(10月18日)

協会事務所において開催し,難燃処理木材の市場規模,難燃処理木材の大臣認定取得のプロセス等に関する状況を確認し,薬剤認定の可能性について検討を進めることが確認された。

3)第3回IRG実行委員会(10月26日~27日)

IRG52の各種催し物の内容を詰めるため,沼津コンベンションビューローの案内で,木口実実行委員長と事務局により,以下の調査・視察を実施した。
(1) 日本大学国際関係学部(三島市)の学園祭(富桜祭);各種音楽クラブの演奏
(2) 沼津市芸術祭郷土ふれあい太鼓イベント;白隠太鼓など地元5団体の演技
(3) エクスカーション候補地;時之栖御殿場ビール,東海道原宿,沼津御用邸,修善寺温泉,伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア

得られた情報を基に,次回の実行委員会で詳細を詰めることとした。

4)第1回年次大会運営委員会(10月29日)

第36回年次大会において開催する公開講演会の内容について検討した。バイオエコノミー戦略に明記された木材活用大型建築を背景に,タイトル「大型木造の耐久性確保と保存処理の展望(案)」とした。4件の講演と討論によるシンポジウム形式とし,講演者には事務局が早急に依頼し具体化を図ることとした。一方,年次大会で研究発表する院生・学生を支援するため,筆頭発表者および,年次大会参加者を該当年度の学生会員として位置付け,1年間無料で「木材保存」誌を贈呈する案を,企画運営委員会に提示することとした。

5)第2回木質材料の耐候性検討部会(11月8日)

エクステリア木材用塗料,およびエクステリア塗装した物件の情報収集を行った。アメダスデータによる外構材の気象変色シミュレーションソフトを当協会HPで公開することについて論議した。部会に先立ち11月1日には,後者について木口実部会長,東京医療保健大学の新井崇博氏,タナカ印刷,事務局が,入力プログラム,シミュレーションプログラム,サーバーの環境整備などについて,打ち合わせを行った。

6) 編集委員会(幹事会11月13日)

協会事務所において開催し,Vol.45 No.6の編集・校正を行い,11月25日に発行する。電子ジャーナルやウェブページの引用が増えてきたため,投稿規程の改訂を46巻1号(2020年1月)にて行うため,作業を進めることとした。

2.事業
1)2019年度木材劣化診断士登録更新研修会(9月30日)

京都大学農学部,旧演習林事務所にて開催。同建物の床下を使用して,劣化診断の実地研修を行った。

3.その他
1)公益社団法人日本しろあり対策協会第62回全国大会(11月18日)

浅草ビューホテル(東京都)にて開催され,当協会より藤井義久副会長が出席し,懇親会で祝辞を述べた。

2)公開シンポジウム「林業と建築における木材利用-川上から川下までの現状と課題-」(9月30日)

日本学術会議講堂(港区六本木7-22-34)にて開催され,山本参与が出席した。

3)合同ワークショップ 地域の木材流通の川上と川下をつなぐシステム・イノベーション(10月1日)

東京大学農学生命科学研究科中島ホールにて開催され,山本参与が出席した。

4)森林総合研究所 公開講演会「山づくりのために木造建築ができること」(10月17日)

学術総合センター一橋講堂(千代田区一ツ橋2-1-2)にて開催され,山本参与が出席した。

4.個人会員の加入(1名)
池田 景介 Gisborne, New Zealand
JUKEN NEW ZEALAND LTD

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