協会記事

2017年 Vol.43-No.3

１．会議・委員会

１）第１回理事会（４月27日）

三会堂ビル（東京都港区赤坂）において開催し た。今村会長より開会の挨拶，林野庁木材産業課 木材製品調査担当　神谷匠氏より来賓のご挨拶を 頂戴した後，審議事項の検討，及び２月17日から ４月26日までの活動が報告された。

①　審議事項

第６回定時総会の議案に関する事項として，第１号議案：平成28年度決算（案）の承認の件，第２号議案：参事の新設に伴う定款改定の件，第３号議案：役員（理事，監事）任期満了に伴う専任の件についての事務局案は，承認された。

②　報告事項

２月17日から４月26日までの事業報告並びに個人会員加入，木材保存剤等の登録更新，木材保存剤等の変更届，木材保存士資格検定試験結果，平成29年度木材劣化診断士登録更新講習開催予定，第６回定時総会，及び第33回年次大会開催準備状況について報告された。

２ ）正副会長会議（４月11日）

協会事務所において開催された。平成29年度の 活動方針，同予算が確認された。また，平成28年度の事業計画，決算が事務局より報告され，企画 運営委員会の審議事項とする事が了承された。

３ ）第１回認定委員会（４月13日）

協会事務所において開催された。新規認定登録 では，住木センターより審査結果が報告された１ 製品について登録の可否が審議され，承認された （予定の認定番号A－5465，有効期間平成31年12 月31日）。また，登録更新申請のあった35製品の更新及び変更届４件はいずれも承認された。

なお，規格集の改訂は，意見が集約され５月中にゲラを完成させることとされた。

４ ）第１回企画運営委員会（４月14日）

協会事務所において開催された。平成29年度第 １回理事会に付議すべき議題として，第６回定時 総会審議事項，報告事項，企業，賛助会員の加入，JAS 法改正に即した分析法の規格化委員会の設 置，木質外構材の劣化調査の事業継続が審議され，理事会の議題とする事が決定された。また，報告 事項として，前回委員会以降の事業報告，個人会 員加入者，新規認定登録製品，認定登録更新，変更届，平成29年度木材劣化診断士資格更新講習の開催計画等が説明された。

５ ）編集委員会（４月11日，幹事会５月11日）

三会堂会議室，及び協会事務所において開催した。Vol.43 No.３の編集・校正を行い５月25日に発行する。幹事会では，次期編集委員会の新体制について確認した。

６ ）IRG 助成者選考委員会（４月27日）

国際木材保存会議年次大会参加諸費用助成規則により，助成者を京都大学 簗瀬佳之氏，中部大学 横井大誠氏に決定した。

７ ）JAS 法改正に即した木材保存剤分析方法の規格化委員会（５月９日）

木材保存剤の分析方法を早めに確立し，分析方法のJAS化に対応するべく，協会が主体と成って委員会を立ち上げ，今後の方針について論議した。

２．事　業

１ ）地域の特性に応じた木質部材・工法の開発・ 普及等支援事業

平成27年度林野庁補正助成事業「地域の特性に応じた木質部材・工法の開発・普及等支援事業」「大規模木造建築物における木質外構部材の耐候性向上・維持管理技術の確立」の成果報告書が製本されたことから，関連機関・企業・大学などに送付した。

２）地域材利用の木材関係者等への支援対策事業 （平成28年度林野庁補正事業）

３月14日に協会事務所にて第２回委員会を開催し，対象とする木製遮音壁のリフォーム・リニュー アルの仕様について検討した。４月19日には，㈱ ザイエンスにて第２回現地検討会を開催し，リフォーム部材とリニューアル部材の選別，及び仕様の決定をした。

３．その他

１）先導的中大規模木造建築物事例発表会（２月15日）

（一社）木を活かす建築推進協議会主催で，すまい・るホール（東京都文京区後楽）で開催され， 当協会から鈴木常務理事が聴講した。

２）　新たな木材事業を創出するCLT 成果報告会（２月24日）

（公財）日本住宅・木材技術センター主催で，木材会館（東京都台東区）で開催され，当協会から鈴木常務理事が聴講した。

３）　韓国木材保存協会等の交流（３月18日）

同協会が主催するセミナーへの講師派遣依頼があり，兼松サステック㈱手塚部長に講師を依頼，協会より鈴木常務理事が参加した。

４）　木材保存剤の実用化研究会実験結果報告書の作成

㈱片山化学工業研究所より実験結果報告書が提出され，委員会での最終チェックが完了し，製本を行っている。

５）　木材保存剤の実用化研究会設立

兼松サステック㈱より，３月７日設立要望書が提出され，委員会を設立することとし，委員の選任及び第１回委員会の開催日が決定された。

４．会員加入