ホーム > 協会のご案内 > JWPAニュース > Vol.43-No.2
協会記事
2017年 Vol.43-No.2
1.会議・委員会
1)第3回理事会(2月16日)
三会堂ビル(東京都港区赤坂)において開催した。今村会長より開会の挨拶,林野庁木材産業課木材製品技術室大倉弘二課長補佐より,木材需給の活性化を図るための施策等,来賓のご挨拶を頂戴した後,審議事項の検討及び9月8日から2月15日までの活動が報告された。
- ① 審議事項
- ⅰ .第6回定時総会の招集:5月23日の招集の事務局案は承認された。
ⅱ .平成29年度事業計画(案)同収支計画(案):事務局提案は承認された。
ⅲ .参事等の新設と定款の改訂:参事等の「等」に含まれる参与は,事務局規程に規定する等の改訂案が承認された。
ⅳ .木材保存剤の新規認定:1製品について承認された。
ⅴ .日本木材保存協会功績賞,ベストプレゼンテーション賞の新設:施行日を2月16日とする事で承認された。
ⅵ .国際木材保存会議(IRG)の年次大会の日本開催:2021年度に開催することで立候補する事が承認された。
ⅶ .IRG 年次大会参加諸費用補助金支出:2017年度~2020年度において,年次大会参加者に補助金を支出することが承認された。
- ② 報告事項
- 9月8日から2月15日までの事業:木材保存No.5及び6記載と以下の⑵~⑹記載の通り。
2 )認定委員会(2月10日)
協会事務所において開催した。新規認定登録で住木センターに審査を依頼した3製品は,2月10日までに回答が無く,15日までに回答が有った場合は,理事会の審議事項とし本委員会での検討は,メール会議で行うこととされた。また,変更届が4件あった事等が報告された。一方,規格集(2011版)の改訂は,見直し必要な規格がピックアップされ,4月の委員会で完成させることが確認され,木材保存学入門の改訂は,編集委員長が決まった事が報告された。
3 )企画運営委員会(2月10日)
協会事務所において開催した。平成28年度第3回理事会での審議事項について検討され,本理事会への付議事項が決定された。
4 )編集委員会(2月24日,幹事会3月14日)
及び拡大編集委員会(3月18日)
協会事務所において開催した。Vol.43 No.2の編集・校正を行い3月25日に発行する。拡大編集委員会は日本木材学会福岡大会に合わせて開催し,地域の頁や研究機関紹介の充実について検討した。
5 )年次大会運営委員会(3月6日)
協会事務所において開催した。平成29年5月23日~24日メルパルク東京で開催する第33回年次大会の開催準備の進捗状況が確認され,運営等について検討した。
6 )木材保存士委員会(3月8日)
協会事務所において開催した。平成28年度に開催した,木材保存講座,登録更新の実施状況及び平成28年度木材保存士資格認定講習・試験の合否判定等を行った。
7 )授賞選考委員会(3月17日)
第14回木材保存学術奨励賞及び第28回木材保存技術奨励賞の受賞者を選考し,会長に報告した。
2.事 業
1 )地域の特性に応じた木質部材・工法の開発・普及等支援事業の成果報告会
2月14日,新木場センターにて日本防腐工業組合と共催した。平成27年度林野庁補正助成事業 地域材利用拡大緊急対策事業(木材の新規用途の導入促進)のうち地域の特性に応じた木質部材・工法の開発・普及等支援事業の成果報告会を開催した。参加者は,120人であった。今村祐嗣氏(日本木材保存協会)は,「外構材の耐候性向上・維持管理事業の概要」,伊佐治信一氏(道総研林産試験場)は,「全国での暴露試験・気象因子データ取り込みの統合」,森谷友昭氏(東京電機大学)は,「木質外構部材の色調経年変化を気象因子から予測」,片岡厚氏(森林総研)は,「メンテナンス手引きの作成」と題して成果を発表した。
2)木材劣化診断士制度
インスペクション講習団体に登録された。12月13日長期優良住宅化リフォーム推進事業のHP に掲載された。同HP には木材劣化診断士のうち建築士(一級,二級,木造)の氏名が掲載,当協会のHP には,木材保存士の資格の方も掲載されている(いずれの掲載も承諾を得ている)。
3 )地域材利用の木材関係者等への支援対策事業(平成28年度林野庁補正事業)
3月8日協会事務所で第1回委員会を開催し,リフォーム・リニューアルの内容,事前の試験,スケジュール等について検討した。それに先立ち,2月23日に現地検討会を開催し,群馬県内の木製遮音壁,木材ベンチ,木製外構材等を視察し,劣化の程度やリフォーム・リニューアルの内容について検討した。
事業内容は,木質外構材をリフォーム・リニューアルし,得られた技術等をメンテナンスの手引書としてまとめ,全国の維持管理者を対象に普及を図り,木材の需要拡大につなげるものである。
3.その他
1)平成28年度国際会議海外キーパーソン招聘事業(3月10日)
国際木材保存会議(IRG)事務局長Jermer 氏が日本政府観光局によるMeet Japan 事業により招聘を受けたため,今村会長と山本参与が面談した。
4.会員加入
市田 真 | 東京都墨田区 |
佐藤 裕 | 大阪市住之江区 越井木材工業㈱ |
高塚 幸男 | 北海道網走郡 北見森林組合 |
宮崎 信二 | 横浜市港南区 ㈱ウッドワン |
遠藤 友也 | 北海道網走郡 丸玉産業㈱ |
今井 良 | 北海道旭川市 |