協会記事

2015年 Vol.41-No.2

１．会議

⑴ 第３回理事会（２月19日）

東京都港区三会堂において第３回理事会が開催された。今村会長から，「本日は，年度末を迎え，各位にはお忙しいところ，ご出席頂きお礼を申し上げる。また，本日は林野庁の方も年度末ということで欠席との連絡をいただいている。三寒四温と言う言葉通りにまだ寒さが続いている時期と思われる。木材利用促進を目的とした木材サミットに関しては，これまでは2020年オリンピック・パラリンピックでの木材利用に繋げるべく，一種標語のように掲げていたが，オリンピック・パラリンピックの文言は使わないようオリンピック委員会より通達があったと聞いており，若干歯がゆさを感じざるを得ない。いずれにしても，本日もご多用の折にご出席いただいている本理事会において，協会運営への闊達なご意見をいただきたいので，引き続き宜しくお願いしたい」との挨拶があった。
　その後，審議事項の審議と報告に入った。
　平成27年度事業計画，平成27年度予算案について説明があり，全員異議なく，承認された。
　認定申請のあった木材保存剤等（新規）４製品の説明があり，審議の結果，全員異議なく，承認された（別掲１）。
　会員の加入については，加入申請のあった個人会員４名の説明があり，審議の結果，異議なく承認された（別掲２）。
　会員に関する規定の改定について事務局より説明があり，次回の理事会までの審議事項となった。
　４回定時総会の招集が審議され，平成27年５月26日㈫15：30～17：00にメルパルク東京「瑞雲」にて開催する事で承認された。
　運転資金の短期借入について説明があり，全員異議なく，承認された。
　その他，①前回理事会以降，平成27年２月18日までの活動報告，②木材保存剤等の認定登録変更届（３件）の報告，③第31回年次大会等開催概要，研究発表の募集，企業展示の募集，④平成27年度木材劣化診断士事業計画，⑤ CLT 等新製品・新技術利用促進事業（林野庁）の状況，⑥平成26年度住宅整備推進等事業費補助金　木造住宅技能者育成・技術力向上事業（木造長期優良住宅の耐久性検討委員会）に関する報告，についての報告があった。

⑵ 認定委員会（２月３日）

木材保存剤等の新規認定について，審議した。

⑶企画運営委員会（２月３日）

第３回理事会に提出する議案として，平成27年度事業計画（案），平成27年度収支予算案（案）， 木材保存剤等の認定（新規），会員の加入，会員に関する規定の改定，第４回定時総会の開催決議， 運営資金の銀行等借入等について審議した。
　その他，①前回委員会（平成26年８月20日）～平成27年１月末日までの事業報告，④第９，10回木材劣化診断士資格検定講習・試験実施，⑤第32回木材保存講座開催，⑥第34回木材保存士資格検定講習・試験実施，②木材保存剤等の変更届，③第31回年次大会等開催概要，⑦平成27年度木材劣化診断士事業計画，⑦ CLT 等新製品・新技術利用促進事業（林野庁）の状況，⑩平成26年度住宅整備推進等事業費補助金　木造住宅技能者育成・技術力向上事業（木造長期優良住宅の耐久性検討委員会）に関する報告，についての報告があった。

⑷ 木材保存士委員会（３月３日）

１月22日～23日に実施した「第34回木材保存士資格検定試験」の合否判定を行った（62名が合格）。 また，平成27年度の木材保存講座の実施，木材保存士の拡大等について，審議した。

⑸ 年次大会運営委員会（３月５日）

平成27年５月26日㈫～27日㈬メルパルク東京において開催する，第31回年次大会のプログラムと運営について，審議した。

⑹ 授賞選考委員会（３月17日）

第26回木材保存技術奨励賞および第12回木材保存学術奨励賞の受賞者を選考した。

⑺ 木材保存編集委員会，同幹事会（２月17日，３月９日）及び拡大広報委員会（３月17日）

「木材保存」Vol.41　No.２の編集・校正を行った。また，拡大広報委員会を日本木材学会年次大会（タワーホール船堀）において開催し，今後の木材保存誌のあり方，地域のページの充実等について検討した。

２．事 業

⑴ 第34回木材保存士資格検定講習・試験（１月22日～23日）

木材会館において，第33回木材保存士資格検定講習・試験を実施し，65名が受験した。

⑵ 戸建木造住宅の躯体に生じる劣化・損傷の発現リスク算定等に関する調査検討WG（１月28 日，２月24日）

戸建木造住宅の躯体に生じる劣化・損傷の発現リスク算定等に関する調査検討WG が開催され， 協会より竹内孝常アドバイザリーフェローが委員として参加した。

⑶ CLT等新製品・新技術利用促進事業（林野庁） 成果報告会（２月５日）

平成25年度補正受託事業　CLT 等新製品・新技術利用促進事業（林野庁）の成果報告会が開催され，本事業の成果が報告された。

⑷ 耐久性委員会新構（工）法TG 打合会（２月16日）

平成26年度の事業として実施している耐久性委員会の新構（工）法TG 打合会が開催され，今年 度の進捗状況等について協議した。

⑸ 木造長期優良住宅の総合的検証委員会成果報 告会（２月24日）

木造長期優良住宅の総合的検証委員会成果報告会が開催され，平成25年度の成果報告がされた。 協会からは飯島副会長，竹内アドバイザリーフェローが出席した。

３．その他

⑴ 木材保存剤等審査事務局企画運営員会（２月 12日）

木材保存剤等審査事務局企画運営員会が開催され，協会から今村会長，飯島副会長，田中副会長， 鈴木常務理事が出席した。。

⑵ 日本木材学会生物劣化研究会（３月18日）

当協会協賛の生物劣化研究会（講演会）が開催され，協会から竹内アドバイザリーフェローが出 席した。

＜別掲1＞

＜別掲2＞